そもそも地下室とは。
一口で地下室といっても色々ありますよ、というお話。
以下、ChatGPTに作らせたっていただいた記事にコメントする形です。はい、ちょっち手抜きです。
建築基準法上、地下室とは「建築物の床が地盤面以下に位置する階」であり、以下の定義が適用されます。
- 建築物の用途:建築物の一部が地下に設けられている場合、地下室として認められる。
- 地盤面の定義:地盤面とは建築物の周囲の平均地盤高を指し、地下室の階はこの地盤面より下にある。
- 階数の計算:地盤面より上にある部分の高さが地階の床面積の1/3以下であれば、その階は地下室とみなされる。
したがって、地下室とは地盤面より下に位置し、建築物の一部として使用される階を指します。
2が曲者で、これは後ほど。
3が大事で、地下室があると何がいいのか?っていう話につながる。
建築基準法から考える地下室のメリット
地下室を作るメリットについて、建築基準法を鑑みて以下の点が挙げられます。
1. 容積率緩和の適用
建築基準法では、容積率の計算において地階(地下室)の床面積は一定条件を満たす場合に容積率に算入されないことがあります。これにより、地下室を有する建物は地上部分の床面積を増やすことができます。
2. 有効活用できる空間
都市部など土地が高価なエリアでは、地下室を作ることで限られた敷地を有効に活用できます。特に容積率に算入されない場合、建物全体の延床面積を増やすことができ、狭小地でも広い住空間を確保できます。
3. 法規制の緩和
地階の床面積の1/3以上が地盤面下にある場合、その階は地下室とみなされ、地上階とは異なる規制が適用されることがあります。例えば、日照や通風の規制が緩和されることがあります。
4. 断熱効果の向上
地下室は周囲の土が断熱材の役割を果たし、温度変化が少ないため、快適な室内環境を保ちやすいです。特に夏は涼しく、冬は暖かい環境が得られ、省エネ効果も期待できます。
5. 防災効果
適切な防水対策や耐震設計を施すことで、地下室は台風や洪水、地震などの自然災害に対する避難場所として利用できます。特に耐火性の高い地下室は火災時の安全性も向上します。
6. 騒音対策
地下室は地上の騒音を遮断する効果があり、静かな空間を確保することができます。音楽室やシアタールーム、スタジオなど、防音が求められる用途に適しています。
7. プライバシーの確保
地下室は外部からの視線を遮るため、プライバシーの高い空間を提供します。ホームオフィスやゲストルーム、プライベートな趣味のスペースとして利用できます。
以上のように、地下室を作ることで建築基準法上の緩和措置を活用しつつ、さまざまな利点を享受することができます。
やべー、想像以上に多いメリット。さすが生成AI様。
言いたかったのは1と2。狭小な土地に、居住空間を生み出す究極の一手が地下だと思うわけです、はい。
4以降は住んでみてのお楽しみだな。2~3年は湿気問題がメリットを上回る可能性があることを覚悟しています。
地下室の種類
地下にもいろいろあるよという教科書的なお話。
1.完全地下室
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- 説明
- 完全に地下に埋まっている地下室で、外からの採光や換気が困難です
- メリット
- 周囲の温度変化が少なく、一定の温度を保ちやすい
- 防音効果が高い
- デメリット
- 湿気が溜まりやすく、カビや結露のリスクが高い
- 換気や採光が困難
- 説明
2.ドライエリアのある地下室
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- 説明
- 地下室にドライエリア(採光や換気のためのスペース)が付いているタイプ。
- メリット
- 採光や換気が確保できる
- 地下室としての利便性が向上
- デメリット
- 建設コストが高くなる
- ドライエリアのメンテナンスが必要
- 建設コストが高くなる
- 説明
3.半地下室
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- 説明
- 建物の半分が地下に埋まっているタイプ。
- メリット
- 採光や換気がしやすい
- 地上部分とのアクセスが容易
- デメリット
- 完全地下室に比べて防音性が低い
- 湿気の問題が完全には解決されない
- 説明
4.深基礎を利用した地下室
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- 説明
- 建物の基礎部分を利用して地下室を設置するタイプ。
- メリット
- 建設コストが比較的低い
- 基礎部分の有効活用ができる
- デメリット
- 空間が狭くなる
- 基礎部分の構造に影響を受けやすい
- 説明
5.道路の傾斜を利用した地下室
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- 説明
- 道路の傾斜を利用して、地下室が実質的に1階として機能するタイプ。
- メリット
- 採光や換気が確保できる
- 地上部分とのアクセスが容易
- デメリット
- 建設コストが高くなる
- 傾斜部分のメンテナンスが必要
- 説明
比較的リーズナブルな地下室(の可能性)
5が冒頭に書いた地下室における「地盤面の定義」で、いわば「掘らずに生まれる地下室」。造りによっては「地下」じゃない。1階にしか見えないが、建築基準法上は地下となり、容積率緩和等の恩恵を受けれますとというもの。
実際、物件探しをしているときに1か所よい感じの土地があった。傾斜地というかもう階段(公道)の横という土地。
階段下から見れば1階にしか見えないところが地下扱いになりつつ、見た目4階建てまで建てられますと言われた。階段上ったところにも自然と入り口が作れる。
何がいいって、飲食店兼用(併用)住宅の王道である「1階の道路沿いに店構え」「店舗と自宅の導線を分ける」が自然とできてしまうということ。
4の深基礎利用はちゃんと調べてないです。物置程度の用途なら、この中で断トツ安く作れるんじゃないかと思われる。 そういや、某社さんの「蔵のある家」仕様がありましたね。これの地下室バージョンはこの深基礎パターンなのかな。(未調査)
「室」というほど立派なものができるのかわかりませんが、屋根裏にあこがれる方(私)、ヌックなる言葉にあこがれる方は相談してみてもよいのではないでしょうか。
あるいは、地盤が弱くて深基礎にならざるを得ないおうちとか。以上、無責任記事でした。
1~3が本題ですが、いずれにせよここから先は費用が膨れ上がるお話となります。。。