以前にグリーストラップの話を簡単に書いた。その続きであり、備忘メモとしての投稿。
これはなかなか悩みの種。料金もさることながら、床の構造にもかかわる。
結局我が家は置床式を選択したので、大がかりな工事は不要になった。
と、こんなものを発見した。
株式会社 CSsT (cs-slash-t.co.jp)
なんでもサイゼリヤが日本に導入し、かつ飲食店業界にオープンに情報提供しているものらしい。
実はめちゃくちゃ重要で、上述の通り店舗の床構造に関わる。
通常の仕様だと、排水溝の設置のために床が一段上がってしまう。そのため開業のハードルがうんと上がるのに加えて、段差の昇り降りの負担もバカにならない。
何よりグリーストラップの清掃は飲食業の3K職場を象徴しているようだ。
このあたりの話はサイゼリヤ社長の本に詳しい。
これ名著で、上記に関わらず惜しげもなく知見を公開しているので、飲食業界に携わる方は必読だろう。
『サイゼリヤ元社長が教える年間客数2億人の経営術』の読書感想文ブログ
で、このグリストラップならぬグリスシールド。
大変興味深いわけです。
ただ、これだけでは高床構造が変わる理由がよくわからず(排水だけでなく給水管も通っているような)、また置床式グリストラップとの差もよく理解できず。
おそらく清掃のところが機械化されて圧倒的に手間が減らせるということなのかな。たぶん大規模店舗用なのだろう。
ま、これに限らず、厨房機器や設備のテクノロジー進化には注目していきたい。